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CEDEC 2010を終えて [ゲーム分析]

 CEDECの取材が終わりました。あー疲れた。

 その中身については、いろいろなメディアが取材して報道していると思うので、ここには書きません。今年はテレビメディアもたくさん来てたので、映像で見る機会も多いでしょう。

 ラメラメの服を着た人もいましたね。芸人さん。

 どうやら「革命×テレビ」(http://www.tbs.co.jp/kakumeitv/)で放映されるようです。今週末あたりかな?



 というわけで、全体的なイメージなどを、つらつらと書いておきましょう。

 今年のCEDCは、ケータイやスマートフォンなどを主戦場にした、いわゆるソーシャルゲームの業界が、とにかく圧倒的に元気でしたね。

 なんというか、もう勝負にならないほどの元気さでした。



 そして、ふと思ったわけです。

 ああ、彼らが作っているソーシャルゲームこそが「ゲーム」なんだろうなぁと。

 楽しませるにはどうすればいい? 喜んでもらうにはどうすればいい? そんなシンプルな問いだけを考えて、2~3人のスタッフだけでトライ&エラーを繰り返して、モノを作っていく。

 そこにある、「とにかく、楽しませるためなら、どんどん変えていこうぜ!」という熱量が、まぶしかったですね。

 20数年前からゲーム業界を見てきた者としては、ああ、こういう元気さって、かつてファミコンが主戦場だった頃のゲーム業界が持っていた元気さと、まったく同じだよなぁ……と、ノスタルジックな気持ちになったりもしました。



 で、ふと思ったわけです。

 こういうシンプルなソフトこそが、ゲームなんだよなと。

 あえて挑戦的に書くと、むしろガチガチのヘビーユーザーが楽しむもののほうが、いまでは「ゲームじゃない」んだろうなぁと。



 登山ってのは、スポーツです。

 でも8000メートル級の高山に挑む――となると、そりゃあトップクラスの登山家にとっては胸躍るスポーツ的体験なのかもしれないけれど、ごく普通の人たちにとっては、とうていスポーツではないように感じられるようになるわけです。だって、そこからスポーツ的な楽しさを実体験できないから。

 というのと、ヘビーユーザーが楽しむゲームってのは、似ているかもしれません。

 トップクラスの技術・体験持っていないと楽しめないようなレベルまで到達してしまうと、それは、ごく一般的な人にとって「わからないもの」になるんだよね。



 8000メートル級の山に挑む行為は、「ぼくにとってはスポーツではない」「スポーツじゃなくて、凄いひとだけが実行できる、特殊な行為だよね」みたいに感じる人が、たくさんいる(むしろ多数派)になっていくのと同じように。

 ヘビーユーザーがガチガチに楽しむようなゲームは、「ぼくにとってはゲームじゃない」「凄い人だけが楽しめる、ちょっと特殊な娯楽だよね」みたいに感じる人が、たくさんいるっちゅうのが現状なんだろうなぁと。



 とまあ、うまく言語化できてないんだけど、今年のCEDECを終えて、そんなことを考えている昨今でございます。

http://twitter.com/noyasuyukio もどうぞ)
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